卒業式

f:id:happonashi27:20161122020827j:plain


最終日。


朝のアーサナ終わりのシュローカーの途中から、涙止まらず。
(シュローカーとはお祈りの歌のこと)

ここに来た理由の一つに、仕事が楽しく、のめり込み、でも徐々にのめり込み方が暴走し、コントロールがきかない状態になってしまい、リセットしたかったというのがある。

インドで、すばらしい環境と先生方に囲まれ、心と体の底から、本当によい形でリフレッシュすることができたと思う。

シュローカーが終わった後、ブーマジは私たち一人一人の顔を見ていた。(ブーマジはこのコースのディレクターで、アーサナの先生)長い沈黙だった。普通ならクラスの最後で、何か気のきいたことでも話すタイミングなのかもしれないし、多くの先生はそうすると思うのだけれど、ブーマジはしゃべらず、黙って、ただ視線を送ってくれた。その沈黙が、本当に暖かくて、すがすがしくて、勇気を与えてくれて、とても感動してしまった。

卒業セレモニーの時に、スワミジが「Life is easy. Life is simple. But we make it complicated」と言っていた。

私はやはり人生は複雑で大変だと思ってしまうけれど、1ヶ月前よりはだいぶ肩の力が抜けたように思う。考え方次第では、もしかしたら生きるということは容易でシンプルなことなのかもしれない。この瞬間は少しそう思える。きっと日本に帰ったら、また忙しい日々がやってきて、そんなふうに考えることはできなくなるのかもしれないけれど、今この一瞬そう思えたということは、覚えておきたい。

本当にすべてが楽しかった。インドにヨガを学びに来てよかった。勉強と練習を続けて、RYT500にチャレンジしに、また戻ってきたい。
広告を非表示にする

瞑想とサイレンス

f:id:happonashi27:20161119122306j:plain


毎朝6時から30分間、川のほとりにあるヨガホールで瞑想を行う。ホールと言っても、壁はなく、蚊よけの網がはってあるだけなので、中から川の風景が透けて見える。そして網はほぼ機能しておらず、蚊が容赦なく入ってくる。


6時はまだ暗く、ホールの中の燭台に火が灯してあり、その灯りを頼りに空いている場所を探し、自分のヨガマットをひく。

「Sit on comfortable position and back straight」という声で瞑想が始まる。瞑想担当のパラさんはとてもいい声。

瞑想の仕方はいろいろで、体にあるチャクラというエネルギーの集まる場所を意識したり、「om」というお唱えを心の中で唱えたり。

私は正直なところ、目を閉じると余計なことばかり考えてしまって、あまり集中できない。初めの3分くらいは、チャクラだったりお唱えだったりやってみるけど、すぐに飽きて、ぜんぜん関係ない、今日のご飯何かなとか、休憩時間に洗濯しなきゃとか、お土産どうしようとか、そんなことばかり考えてしまう。

でもそれで終わってしまったらなんかもったいない気もするので、最近は周囲の音を聞くようにしている。川の音とか、鳥や虫の声とか。自然の音を聞いているのは、割と飽きないから不思議。

30分間はけっこうあっという間。終わってゆっくり目を開けると、外は日が出て明るくなっていて、瞑想前は暗闇の中を流れていた川も、明るくはっきりと姿が見えるようになっている。目を開けて朝日の中の川を見る瞬間は、とても気持ちがいい。

最近、生徒の中で流行っている?ことがある。サイレンスといって、1日中話さないことを指す。

ヨガでは、自分の感覚をコントロールすることが大切と教えていて、そのための方法の一つにサイレンスがある。普段は無自覚にしゃべってしまうが、それを抑制することで、「話す」ということに自覚を持ち、客観視する力を育てることができる。

(ヨガではないが、ヴィパッサナー瞑想というものがあり、それは10日間話さず、誰とも目を合わさず、行う瞑想。世界中で行われており、日本でもセンターがある)

私も、ルームメイトと「サイレンスやってみよう」ということになりやってみたが、意外と快適だった。頭がすっきりして、心が落ち着く感じ。目を閉じると聴覚が強く感じられるように、しゃべらない分他の感覚が研ぎ澄まされる。ルームメイトも楽だったと言っていた。普段当たり前にしている話すという行為は、けっこうエネルギーを使っているのかもしれない。生徒の中には数日間継続してサイレンスをした人がいて「自分は普段気を使ってしゃべっているかもしれない。話さなくていいのはけっこう楽」と言っていたらしい。

全く話さずに生活していくのは不可能だし、社会生活を送る上で会話はとても大事だが、人や情報の波に疲れてしまった時など、サイレンスしてみるのもいいかも。
広告を非表示にする

お金が紙切れになった

f:id:happonashi27:20161116015110j:plain


先日、インドで一般的に使われている500ルピー紙幣と1000ルピーの紙幣がいきなり無効化した。
ブラックマネー横行の阻止とテロ組織へのお金の流入を防ぐために、新紙幣に変えるらしい。

それにしても急。8日の夜に大統領から「明日から500ルピーと1000ルピーは使えなくなります!」と発表があって、翌日から本当に使えなくなった。9日はお休みの日だったので、買い物に行ったのだけれど、500ルピーで支払おうとしたら、受け取ってもらえなかった。

銀行で新しい紙幣に変えてくれるらしいのだが、実際は新紙幣の数が足りなくて変えてもらうことは難しく、しょうがないから現行の100ルピー紙幣か2000ルピー紙幣に変えることになるのだが、2000ルピーは額が大きく、少額の買い物だとおつりがないからという理由で受け取ってもらえないことが多々ある。(普段でも10ルピー未満のおつりだと、かわりにお菓子で渡さたこと度々)

となると、みんな100ルピーに変えるので、100ルピーもなくなってしまい、しょうがないから2000ルピーに変えるしかないのだけど、その2000ルピーも使おうとすると、おつりがないからと断られてしまう。

ということでお金が機能してません。

私が今持っているルピーは2600ルピーで、1000ルピーが2枚、500ルピーが1枚、100ルピーが1枚なので、1000ルピーと500ルピーが使えないとなると、所持金が100ルピーしかない状態に!(日本円で約160円くらい!)ピンチ!

お金が価値を失うなんてことが、自分の身に起こるとは思ってなかった。でもお金が紙切れになろうと、ここでの生活は淡々と過ぎていく。

スワミジが「ヴェーダの教えでは、アートマー以外は、すべてミッティヤーだからね」と意を得たように言っていた。(ヴェーダとは、インドの聖典。アートマーとは、この世のすべての源となる永久不変の意識。ミッティヤーとはアートマー以外の全てを指し、永遠ではないもの)

※後日、銀行で無事、100ルピーと50ルピーに変えてもらうことができた。私のところで100ルピーと50ルピーが尽きたのか、私の次の人は2000ルピーの両替を頼んだら、10ルピーを200枚渡されていた。

スワミジ

f:id:happonashi27:20161114140132j:plain


哲学の先生のことをスワミジと呼ぶ。「スワミ」が「教師」で、「ジ」が「◯◯さん」のような意味だそう。


今、私が習っているスワミジはサニヤサの道を行く人。サニヤサとは、インド哲学の思索、探求に人生を捧げることを決めた人のことを指す。世俗的な欲望から離れ、結婚したり、子供を作ったりはできない。スワミジはいつもオレンジ色の服を着ていて、それは自分がサニヤサであることを表明するもの。

気になったので、どうしてサニヤサになったのか聞いてみると、「カルマに導かれた」と言われて、全く納得できなくて再度聞いたら、社会人の時に賄賂の橋渡しのような仕事をしていて、それがとても嫌で、社会に矛盾や違和感を感じたことや、スワミジの先生がとても素敵な満ち足りた人で、その人のもとで勉強した時間が本当に素晴らしかったことを教えてくれた。サニヤサの道は厳しいし、葛藤も多いけれど、挑戦する心を忘れずに日々やっているとも話してくれた。

授業は英語。しかも内容はインド哲学。最初はぜんぜんわからなくて「この時間を一体どう過ごしたら?」といった状態だったけれど、1ヶ月聞き続けていると、だいぶわかるようになってきた。スワミジはとても情熱的に授業をするので、言葉がわからなくても、伝わってくるものがすごくある。

ヨガの教えでは「感情的になってはいけない。感情と距離をとり、冷静さを保つセルフマインドコントロールが大事」と言われていて、スワミジもそう言っていたけれど、近隣の騒音で授業が妨げられたりすると、けっこう不機嫌になる。スワミジ感情的じゃんと思うけれど、そういうところも含めて魅力的な人。

小、中、高、大といろんな授業を受けてきたけれど、初めて受ける類の内容。世界はどのようにできているのかという哲学と、その世界でどのように生きれば適切で、幸せになれるのかという実践的な内容が2つセットになっている。

大学の時、哲学をかじったけれど、物事の成り立ちや本質を説明することに留まり、それに呼応していかに生きるかみたいなHOW TOはなかった。(私が学ばなかっただけかもしれないが)ヨガはインド哲学とその実践のための生活の術がセットなので、とてもおもしろい。学んで、それを生活におとしていくことができるから、頭でっかちにならないでいられる。衣食住のあり方、日々心がけること、アーサナ、呼吸、体の浄化など、すべてを理解し実践するのは難しいけれど、とてもいい教えばかりなので、できそうなものは取り入れていきたいと思う。
広告を非表示にする

ホグマガ2016年11月【インドでヨガ勉強中です】

こんにちは。山本です。

ただ今、南インドのケララ州にヨガの勉強にきております。

こちらはとても暑く、毎日半袖で汗をかきながら過ごしています。

日本は徐々に寒くなってくる頃ですね。気温が下がり乾燥してくる時期は、体調を崩しやすいので、気をつけましょう!

今月のホグマガは、ヨガについてお伝えしたいと思います。

インドに行くまで、ヨガといえば、木のポーズ、英雄のポーズなど、静止してポーズをキープするエクササイズで、体の柔軟性を高めたり、リラックス効果のある運動だと思っていました。

しかし、それらはヨガの一部で、ヨガ本来の目的は、全く違うところにありました!想像以上に深いものでした!

まだ授業の半ばではありますが、私が理解した範囲で、ヨガについて本場インドより皆様にお伝えします!





インドの様子をInstagramでお伝えしています
↓↓↓↓↓

www.instagram.com








☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆今月のホグマガ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


1.ヨガって何?


2.ヨガのエクササイズは何のためにするの?


3.逆転のポーズが身体にいい!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





1.ヨガって何?


ヨガとは、サンスクリット語で「ユジ」が語源で、つなぐ、一つにする、結びつける、などの意味を持ちます。心と体、自分と他者、人間と自然など、世界に存在する様々なものをつなぎ、調和させることを意味しています。

スワミジ(スワミジ=先生)は「人生はインドの道のようだ」と言います。インドの田舎の道は、舗装されていないところも多く、車に乗っていると、体が宙に浮くくらい上下に跳ねたりします。また道に牛がいたり、犬がいたりして、スムーズにすすませてくれません。

生きるということも簡単ではなく、いい時もあるし、悪い時もあり、様々な障害や、自分の思うようにいかないことも多くあります。うれしいときもあれば、さみしかったり、つらかったり、怒ったり、様々な感情の波もあります。

ヨガはそんな、多様かつ前途多難な人生を、苛立つことなく快適に、虚無感ではなく充実感を持って過ごすには、どうしたらいいのかを教えてくれます。

どんな思考で、どんな生活を心がければ、ストレスフリーな生き方ができるのか。

そのための一つの方法が、ヨガです。





----------------------------------------------------------------------------------------------------------------



2.ヨガのエクササイズは何のためにするの?


ヨガのエクササイズのことをアーサナと呼びます。アーサナの定義は「快適で安定した姿勢」とされています。

ヨガの基本に瞑想があります。アーサナは、瞑想時、長時間同じ姿勢で座っていられる能力を高めるために行うようになったのが、最初のようです。

(そこから発展して、古代の修行者たちは、動物の動きに注目し、動物がどのように自らの肉体と周囲の環境を調和させているのかを観察し、実践する中で、体への効果を検証していきました。シャシャーンクアサナといううさぎのポーズを行うと、闘争心の源となるアドレナリンの流れを動かすことができるそうです)

私も毎日早朝に30分、瞑想を行っていますが、30分じっとして、心を一点に集中させるというのは、けっこうつらいものです。お尻や背中が痛くなるし、シャンプーが切れそうとか、日本に帰ったら何を食べようなど、いろいろ考えてしまって、全く集中できません。

アーサナを行うことで、心と体のコントロールの練習をします。アーサナの中にはきついポーズもありますが、呼吸に集中して行うことで、長時間の瞑想にも耐えうる心と体の状態を作っていきます。それらは、日常生活でも、ちょっとやそっとでは動じない心身を育むことにつながります。





----------------------------------------------------------------------------------------------------------------



3.逆転のポーズが身体にいい!


ヨガのアーサナの中には逆転のポーズが多くあります。逆転のポーズとは、頭が心臓より下になったポーズのことを言います。

日常生活の中で、頭が心臓より下に来ることはまずありません。体内の血液は常に循環していますが、重力があるので、どうしても下半身の循環が悪くなりやすかったり、その他にも循環が滞りやすく、血液や栄養の届きにくい部位がでてきます。

逆転のポーズをとることで、普段、循環しにくい部分にも血液や栄養を届けやすくすることができ、また脳に血液を送り活性化させる効果もあります。

下のリンク先で紹介しているのは、シルシャーサナという三点倒立のポーズです。ずっとできなかったのですが、先日できるようになりました!

効果としては、背中の緊張の緩和、下半身の血行改善、内臓の血行改善、深い腹式呼吸を誘発し肺の残気の交換の促進、集中力を高めるなどがあります。

ただし、高血圧の人や、頸部に問題のある方は、負担が大きいので避けてください。


やり方はこちら
↓↓↓↓↓
http://karada-arekore.hatenablog.com/entry/2016/11/02/221658





----------------------------------------------------------------------------------------------------------------




今月もお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

ホグマガで扱ってほしい内容などありましたら、お気軽にリクエストしてください。

今後ともよろしくお願いいたします。





★NEW★ホグレル公式You Tubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBhFEOmQEaSrg602zMf0aWg



ホグレルお店ブログ
http://ameblo.jp/hogrelspace/



ホグレル販売ブログ
http://ameblo.jp/yoannahogrel

ヨガとは・・・?その2

f:id:happonashi27:20161107165350j:plain


ヨガのエクササイズのことをアーサナと呼びます。アーサナの定義は「快適で安定した姿勢とされています。

ヨガの基本に瞑想があります。アーサナは、瞑想時、長時間同じ姿勢で座っていられる能力を高めるために行うようになったのが、最初のようです。

(そこから発展して、古代のリシたちは、動物の動きに注目し、動物がどのように自らの肉体と周囲の環境を調和させているのかを観察し、実践する中で、体への効果を検証していきました。シャシャーンクアサナといううさぎのポーズを行うと、闘争心の源となるアドレナリンの流れを動かすことができるそうです)

私も毎日早朝に30分、瞑想を行っていますが、30分じっとして、心を一点に集中させるというのは、けっこうつらいものです。お尻や背中が痛くなるし、シャンプーが切れそうとか、日本に帰ったら何を食べようなど、いろいろ考えてしまって、全く集中できません。

アーサナを通して、心と体のコントロールの練習をします。アーサナの中にはきついポーズもありますが、呼吸に集中して行うことで、長時間の瞑想にも耐えうる心と体の状態を作っていきます。それらは、日常生活でも、ちょっとやそっとでは動じない心身を育むことにつながります。



ヨガとは・・・?その1

f:id:happonashi27:20161107164300j:plain

インドに来るまで、ヨガというのは、柔軟性を高めたり、リラックス効果のあるエクササイズだと思っていました。でも学びにきて、エクササイズはヨガのほんの一部で、本来の目的はまったく違うものだと知りました。

ヨガとは、サンスクリット語で「ユジ」が語源で、つなぐ、一つにする、結びつける、などの意味を持ちます。心と体、自分と他者、人間と自然など、世界に存在する様々なものをつなぎ、調和させることを意味しています。

スワミジは「人生はインドの道のようだ」と言います。(スワミジとはヨガ哲学の道を生きる先生。詳しくは別途)インドの田舎の道は、舗装されていないところも多く、車に乗っていると、体が宙に浮くくらい上下に跳ねたりします。また道に牛がいたり、犬がいたりして、スムーズにすすませてくれません。

生きるということも簡単ではなく、いい時もあるし、悪い時もあり、様々な障害や、自分の思うようにいかないことも多くあります。うれしいときもあれば、さみしかったり、つらかったり、怒ったり、様々な感情の波もあります。

ヨガはそんな、多様かつ前途多難な人生を、苛立つことなく快適に、虚無感ではなく充実感を持って過ごすには、どうしたらいいのかを教えてくれます。

どんな思考で、どんな生活を心がければ、ストレスフリーな生き方ができるのか。

そのための一つの方法が、ヨガです。