ひとりで西穂高岳(上高地〜西穂高独標)

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先日の皇海山で、少し自信がついたので、ひとりで西穂高岳に行ってみた。


西穂高岳は山頂の標高が2909m、独標までだと2701mある。


奥多摩や高尾山などの低山は、ひとりで行ったことはあるが、2000m超えの山にひとりで行くのは初めて。


岐阜県側からだとロープウェイで2000mまで上がれるけれど、実家が近いので上高地から登る。




早朝、父に沢渡バスターミナルまで送迎してもらう。家から45分くらいだった。ありがとう、父。


帝国ホテルバス停で降りて、田代橋を渡り、登山道へ。7時出発。


バス停で降りたのは私1人で、登山道は誰もいない。早朝の静かな樹林帯。けっこう怖い。クマ鈴を無駄に鳴らしたり、歌ったりしながら、進む。


登山道は整備されており、危険箇所はないが、標高差1400mを上がるので、けっこう急登続き。要体力。


途中でソロハイカーの男性を追い越す。山荘までで会ったのは、この方のみだった。前日に横浜から来て、上高地の小梨平で一泊してきたと言っていた。


樹林帯を進むこと1時間。突如広がる一面の雪!


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え!こんなに残ってるの!?と驚いた。北アルプスの常識なのかもしれないけれど、想像以上だった。雪があると、登山道が隠れてしまい、道迷いしやすくなる。踏み跡と木にくくりつけられた赤目印を頼りに進む。


たまに目印を見つけられなくて、少し右往左往したけれど、落ち着いて踏み跡を辿り、周囲を見渡すと、見つけることができた。足下に注意を払うことはもちろん、視野を広く持つこともとても大事。


途中からチェーンスパイクも一応装着。あまりきいてなかったけど。この時期の雪なので、かなり緩んでおり、膝上くらいまで踏み抜くことも数度。



2時間半ほどで西穂高山荘に到着。この時点で9時半。山荘のスタッフさんに山頂まで行けるか聞いたところ、日帰りするのであれば時間的に厳しいとのことだったので、独標までにすることに。


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山荘を出て、丸山を通り過ぎ、稜線を進む。

天気は快晴で、360度素晴らしいパノラマ!!目の前には西穂高岳奥穂高岳が迫り、横を見ればこれまた大迫力の笠ヶ岳。雪と岩と緑の混じった笠ヶ岳の山容は、吸い込まれそうな存在感で、その迫力にくらくらした。振り返れば、焼岳を見下ろせ、その奥には乗鞍岳も。素晴らしい稜線。


景色がすごすぎて、何枚も写真を撮ったけれど、やっぱり肉眼には勝てない!!本当に素晴らしい景色。圧倒された。


独標手前はがっつり岩場で、両手両足を使って登る。なかなかの高度感。落石の可能性があったので、念のためヘルメット着用。自転車用だけど。


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11時くらいに独標に到着。誰もいない。私ひとり。この場所に一人というのは、かなり贅沢だと思う。先には山頂が見える。ここから1時間半くらいかかるらしい。険しい岩場。高い集中力が必要になる。日帰りする人もいるけれど、自分の体力など考えると山荘で一泊コースかな。


山頂に行かないので、お昼を食べたりしてゆっくり過ごす。しばらくすると樹林帯で追い抜いた男性が上がってきて、雑談したり、写真を撮りあったりした。


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慎重に下山。一歩一歩確実に。岩場が終わり、山荘を過ぎ、残雪の樹林帯に差し掛かると、気温の上昇に伴い、雪が溶けだし、行きの倍踏み抜き地獄になっていた。チェーンスパイクも全くきかず、何度も転んだ。なんとか残雪エリアを通過し、樹林帯をもくもく下山。登山口に14時半に到着。


皇海山の時もそうだったけど、下山途中に左膝外側、左足関節内側が痛くなる。自分の身体の特徴や癖は把握しているので、痛みの原因を推測して、トレーニングしていきたい。あと膝と足首のテーピングも知っておいた方が、万が一の時に役立つと感じた。勉強しよう。緊張したけれど、無事登って帰ってこれて、満足。


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2017年6月15日(木)快晴


7:00   登山口

9:00   西穂高山荘

休憩30分

11:00  独標

休憩30分

12:30  西穂高山荘

休憩30分

14:45  登山口